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【参加者報告会】「看多機」見学プログラム(公益財団法人テルモ生命科学振興財団2025年度医療貢献活動助成)

17 時間前
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2026年9月27日、「看多機」見学プログラム(公益財団法人テルモ生命科学振興財団2025年度医療貢献活動助成事業) 参加者報告会をオンラインで開催しました。プログラム参加者5名に加え、見学を受け入れてくださった2施設の管理者である福田裕子さん(まちのナースステーション八千代統括所長)と柴田三奈子さん(株式会社ラビオピン代表取締役)、聖路加国際大学大学院教授の山田雅子先生にもご参加いただきました。

本プログラムでは、9月11日・12日に2つの看護小規模多機能型居宅介護(以下、看多機)を訪れました。参加したのは訪問看護、大学病院、急性期医療、行政、クリニックなど、歩んできた道は異なる看護職5名です。発表では下記のような報告がありました


  • 病棟や訪問看護のような単発の「点」の関わりとは異なり、看多機の一体的なケアが利用者の生活を途切れさせずに伴走する「線」の支援であることを実感しました。

  • 単に医療処置や決められたプログラムを行うのではなく、利用者の日々の表情や食事など「暮らし」そのものに目を配り、主体的な過ごし方を支えることが重要だとわかりました。

  • 医療側の正しさだけでなく利用者の生き方に寄り添う看護を提供していきたいと思います。

  • その人がどのように生きたいのかを一緒に考えながら、暮らしのそばにいられる看多機を作っていきたいと思います。


5名の報告を受け、柴田さんは「それぞれの課題や夢を持って来てくれた皆さんを見て、自分が夢を追いかけていた頃を思い出しました。看多機を立ち上げるみんなのところに行って、立ち上げを手伝いたいくらい」と、これから挑戦する参加者へエールを送りました。


地域で必要とされる支援を一つずつ形にされてきた福田さんは、「自分のビジョンを持ちながらも予めニーズを決めつけるのではなく、地域に入り込み、そのニーズをつかみ、機動力よくしておくことは重要」と述べられました。 


山田先生は、5名の多様なキャリアや、それぞれが描く次の一歩に触れ「看護師は本当にいろいろなキャリアがあって、いい職業だと思いながら聞いていました。課題に気づき、必要な支援を形にしてきた柴田さんや福田さん、そして新たな一歩を踏み出そうとする参加者の姿に『そこを埋めようとする看護師って、本当にすごいパワーを持っている』」と語られました。


本報告会には関心のある看護職、看護学生にもご参加いただき、下記のような感想をいただきました(一部抜粋)。

  • 未来への看護職の希望を感じる報告会でした

  • 看護学生を対象として在宅看護論を教えるにあたり、大変学びとなりました

  • 看多機の経営面やこれから起業しようとされている看護師さんの目線が聞けて有意義だった

  • 看護師は患者のために社会を変えていく力を持っているのですね

  • 中山間部の病院に勤務しており、在宅看護の必要性、不足を実感していたので立ち上げを考えてらっしゃる方のご意見は参考になりました

  • 看多機が増えればいいなと思ってましたが、ハード面や初期費用からハードルが高いと考えている人、事業所が多いことがわかりました。やっていけば黒字と、経営面についても伺えて良かったです

  • みなさんの見学に至った経緯や、各施設の特徴、経営など様々なことを知ることができました。私も学びを続け、いつか看多機で働けたらなと思いました


最後に山田先生から「制度はどうしても線引きをしていくことになるので、間が空いてしまいます。制度を作る人と現場で生活を支える看護職がつながることで安心して暮らせる社会になる。社会課題解決を目指すNfNとして、看護師が持つ力を発揮できるような出会いを、これからも紡いでほしいと」というお言葉をいただきました。


本プログラムを通して生まれた力が制度を変えていく力になるよう、NfNは今後もタグラインでもあるConnect and Discoverをさらに追い求めていきたいと強く思う会でした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!


*本事業は2023年度に続き「公益財団法人テルモ生命科学振興財団2025年度医療貢献活動助成」を受け実施しました。プログラムにご参加いただいた皆様や実施にあたりご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

**Nurse for Nurse は看護職のキャリア開発支援を通して社会課題解決を目指している団体です。事業について詳しくはこちらをご参照ください。

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