実施報告:ウェビナー「看護職が支援する医療的ケア児、難病児、重度障がい児のおでかけとは?」
- Nurse for Nurse

- 4 日前
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2025年11月15日、「看護職が支援する医療的ケア児、難病児、重度障がい児のおでかけとは?」をテーマにしたシンポジウムと交流会がオンラインで開催され、参加いたしました。本企画の詳細は事業ページよりご覧いただけます。
前半はご家族と様々な立場で医療的ケア児、難病児、重度障がい児の外出支援に関わる看護職からお話を伺い、子どもたちへの支援に向け看護職の関心を高めるだけでなく、ご家族や子どもたちが直面している課題等が整理されました。
後半の交流会は、ご家族と看護職が2つのグループに分かれておこなわれました。外出時には準備から苦労していることやその時の気持ち、外出についての情報の入手方法、看護師がいると心強い場面、自費サービスに関することが主な話題となりました。
私も訪問看護に関わっている時にお子さんの外出の計画を立てたことがあります。看護師側は、外出先の下見や問い合わせの他にも、在宅医への確認や、外出に対応できる保険の加入、自治体の制度を見直したうえでのコストの設定など、準備に時間を要しました。
ご家族も情報収集や物品の確認など大変であったと思います。結局諸々の事情で外出は延期になりました。外出を「年に何回かの特別なこと」であればご家族の自助努力と看護師のボランティアで行うことは何とか可能ですが、「当たり前のこと」にしていくには多くの課題があると痛感した出来事でした。こうした経験もあり、今回のシンポジウムと交流会は興味深いテーマでした。
外出には看護師など医療従事者だけではなく自治体や交通機関、外出先の施設など多くの機関が関係します。ひとりが全ての問題を解決することは難しいですが、それぞれの立場で自分にできることで支援していけば、この輪が大きく繋がり、外出したいと思った時「誰もが当たり前に」外出できる社会が実現していくと思います。

また、交流会は保護者の方と様々なお話ができるという本当に貴重な機会です。「保護者の方との関わりが上手にできない」「本当のところはどう思われているのだろうか」などの悩みをもつ看護師の方も多いと思います。今回のようなイベントに参加すると、保護者の思いを知ることができたり、自分の看護の改善点が見えてきたり、自信に繋がったりすることもあります。
私もまだまだ勉強していかなければならないことが多いですが、今回得られたことを現場に還元して、より良い外出支援ができるようにしていきたいと思います。
*アーカイブ配信は準備ができ次第、Nurse for Nurseのウェブサイトにてご案内いたします(2026年3月予定)
(文章:並木さん・NfN会員) 本事業は「前田和子基金 重症児等とその家族に対する支援活動応援助成」(中央共同募金会)を受けて実施しています。前田和子様とご寄付いただいた皆様へ感謝申し上げます。
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